2021年09月16日

SCCセキュアキー保管庫を攻略せよ

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ヌルセクに設置された新しいデザインの対戦監視システム、そのリザーブバンクのキーが実装されたのは7月でした。実装されたときは「ああ、これでヌルセクのあらゆるリザーブバンクは空っぽになるのか」と思ったものですが、どうにもそんな感じではない・・・と。

事前に入手していた情報によると、いくつかの要素が攻略の敷居を上げており、そのためにキー自体の流通が極端に少ないようでした。キー1つの取引に十数億ISK・・・もちろん奪取に成功すればそれは十分にペイできます。それでも攻略は進まない感じでした。

難易度が高いのは

・ハッキングは2名で行う(ほぼ同時にする必要がある)
・機雷というなんだか未知の要素がある
・そもそもローセクってのが敷居高い
・戦闘もキツイらしい

と、噂で流れてくるのはこんなところ。ガレンテ連邦の格言に「機雷が好きな奴はいない」とある通り、近寄ったら危険なものが満ち溢れているサイト、しかも複数人必要なサイトというものは単独行動が基本の探検家にとってはスルー対象であるようでした。内部で落ちている船のキルボを見ても、かなりゴツい船が沈んでおり、難易度の高さも噂以上のものなのかも?

そして9月14日のアップデートでこのサイトはさらに変化したようです。戦術が更新とされていますが、これは強化なのか。このあたりの謎を解くべく、私とONCBNの探検隊は調査に乗り出しました。


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これはわりと見たこともある人がいる、SCCセキュアキー保管庫の「入り口」の見た目です。セントリーガン・・・いやガンスターと呼ばれる大型のセントリーガンがあるだけで、そこまで危険なサイトには見えません。ここには直接ワープで到達できるので、問題なのはこの先ということでしょう。つまり中央部にあるアクセラレーションゲート(ロック中)の先です。

そこから80kmほどの距離に2つのハッキング可能なコンテナがあります。これがアクセラレーションゲートのキーであり、噂の「同時に攻略が必要なハッキング対象」です。

あちこちに浮いている円は機雷のセンサー範囲を示しています。平面に見えますが実際は球体です。ただしこれは接触しても即死というほどではありません。ある程度の防御を備えていれば、フリゲートでも一撃くらいは耐える感じです。


ガンスターも大したことはありません。ここはあっさり片付けて内部の様子を探るとしましょう!ちなみに今回チョイスしたFITは攻略動画もあがっていた(実績のある)DED品満載のテングです。これによっては、Tech 3巡洋艦3隻でローセクを徘徊し、キーを取りまくるというのも夢ではありませんねえ!

お宝一杯持って帰るからな!!


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アイエエエ!!



まさに秒殺。

強力な防御とリペア能力を備えたテングが、文字通り秒で爆散しました。画像を見てわかる通り、これは近くにいてとりあえず反応した群れに攻撃を受けたにすぎません。それもそのはず、この敵は「◇」のマークがついたCONCORD艦。海賊の要塞などに出てきて恐れられている、プレイヤーと同等の能力を持った超強力なNPCです。つまり我々は、プレイヤーの艦隊とたった数人で戦ったのと同じ状態に陥ったわけです。

そしてこれが今回のアップデートの内容である「戦術の変更」に該当するものでした。敵NPCが繰り出してきたのはインフィルトレイターUドローン。Tech 2のアマーのミディアムスカウトドローンです。1隻につき5機。高速で飛来したドローンは少なくとも50機から100機存在していました。1機ごとのダメージは10とかでも、それが大量に集まればこうなるということ。


我々は戦艦、それもツインリペアやマイクロジャンプドライブなど様々なメソッドを試し、そのことごとくを爆散させました。敵性のDPSの底は見えず、ターゲットペインターやウェビファイヤーを大量に照射され、雲霞のごときドローンに群がられ・・・バッションモジュールで防御が超強化された襲撃型戦艦が秒で溶ける姿は参加者全員を戦慄させるに足るものでした。


なんとかクリアはできましたが、結果「これは無理」ということでローセク金稼ぎプランはあっさりと頓挫したのでした。
世の中、そうそううまい話はないということで。
posted by Quote Mraz at 03:59| Comment(2) | Wiki編集記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月05日

World War Bee 2が始まって1年

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今日でWWB2が始まって丸一年が経過しました。

それが始まるよりも前、GOTG(Guardians of the galaxy)がPanfam、FRT、Legacyの連合によって壊滅させられている頃。ハブられたImperiumがGEFの名のもとに小数の戦力をベナルに派遣し、戦争にちょっかいをかけていた頃のことです。当時の上位5指に入る勢力のうち3つが手を組み、残り2つのうち1つ(Imperium)をハブり、最後の1つ(GOTG)を攻撃しているという図式は、皆に「次はImperium」という予感を抱かせるには十分でした。
しかしそのさらに前にLegacyとImperiumが手を組んでトリビュートとかを攻めていたこともあり、まさかそこまでは・・・巨大勢力のうち1つが落ちつつも、対立が続くのではないか・・・と楽観していた部分もあります。

しかしほどなくして予感は最悪の形で実現します。Legacyの中核であるTESTはPanfam、FRTだけでなく、他の大きな勢力と次々に手を組み、Imperiumを敵として宣戦を布告。まさにImperium vs 他全部、というような形になったWWB2の開幕です。当時のImperiumの勢力圏は、デルヴを始め、クエリアス、ピリオドベイシス全域、そしてファウンテンを制圧し、要所に大量のキープスターを配置して戦争に備えており、主力艦や準主力艦の配備も万全。戦力差はあれど、十分に善戦を期待できる布陣です。
最も期待を持てた要素は、当時の経済規模。誰もが知る超巨大マーケットであるジタやペリメーターを擁するザ・フォージ、それに次ぐ規模だったのがデルヴ、つまりImperiumの経済圏です。他にも懸賞金支払額や採掘の規模などもトップを独走しており、その「実弾」によって戦い抜けるのではないかと。実際1年の間殴り合って、いまだにそれは底を見せません。

実際、最初に攻められたファウンテン・リージョンで攻撃を押しとどめる、どんなに押し込まれても、ファウンテン最南端(デルヴへの接続)は抜かせない、という声明もあり、ジャンプゲートのハイウェイを通って意気揚々とファウンテンに出撃していた時期です。

とはいえこの頃の戦闘は散発的。矢面は主にInitiativeであり、時間帯が合わずに出れないものも多くありました。それは別にしてもファウンテンはあっという間に食い荒らされました。所々で勝利していたものの、出撃してみれば防衛の要所たるキープスターを撤去する作業だったり、明らかに防衛できたストラクチャを見捨てたりと、ファウンテンの陥落は秒読みでした。とはいえ最後の砦であるY-2ANO星系が抜かれなければ「戦争はそこで止まる!」という希望を胸に戦ってはいたものの、結果的に圧倒的戦力差に押し切られてファウンテンは陥落しました。

次に戦場になったのはクエリアスです。デルヴとの接続も多く、Legacyの勢力圏たるキャッチへの接続もあり、なんならジャンプドライブでひと飛びの距離。さすがにステージングから1ジャンプ2ジャンプの距離で好きにはさせんぞ、という気概もありましたが・・・今度は複数の艦隊に対処しきれないような戦場が多く、こちらの1艦隊に対して相手は2艦隊、しかも別動隊がエントーシスなどで仕事をしている、というような状態。「クエリアスの半分で止め、ジャンプドライブの範囲内は堅守」という声明も空しく、キープスターなどの戦略ストラクチャが配備されている星系以外は落ちている、ゲートも途切れ途切れという状態になっていきます。

ほどなくしてピリオド・ベイシスの防波堤であるTCAG-3が突破されます。Legacyの勢力圏と超長距離スターゲートで繋がるこの星系には何度も出撃し、侵入してきた艦隊を叩いたり、勢力圏に戻る艦隊を叩いたりしていました。しかし周辺の星系のエントーシス戦に負けることでジャンプゲートを活用したTCAG-3への迅速な派兵が不可能になっていきます。

クエリアスの制圧が進み、戦略的要衝にPAPI(Pandafam Alliance Please Ignore)のキープスターが設置されるようになったことで、状況はさらに悪化します。南北に長いピリオド・ベイシス北部の要所を押さえる星系やデルヴの多くをジャンプレンジに含む8QT-H4、そしてGoonswarmのステージングを直接ジャンプレンジに入れるFWST-8などです。FWST-8はキープスターが設置されようとしては壊され、次の日また設置されようとしては壊され・・・と、高価なストラクチャであるキープスターがまるでわんこそばのように設置され、それに対してImperiumが攻城艦を特攻させる作戦で破壊していったのは記憶に新しいところです。結果的にキープスターは設置され、ここを軸としてデルヴの攻略が進んでいきました。キープスターがある星系は残ってはいるものの他の星系は落ち、ジャンプゲート網もズタボロどころか、PAPI側のゲートが設置される有様です。

結果的に相手はGoonswarmの拠点である1DQ-Aの隣であるT5ZI-Sにキープスターやソティヨなどのストラクチャを配置して完全に状況に王手をかけました。クエリアスとピリオド・ベイシスも壊滅、デルヴは半壊といったところ。もはや手を出せる状況ではなくなった星系にあるキープスターも次々に落ちました。zkillboardのTOPがキープスターだけになった時期もあります。

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ただ、この頃から戦況が混沌としてきたのもまた事実です。それはTESTの勢力圏への他勢力の侵攻。Bastionなどによるエソテリアやパラゴンソウル、キャッチへの攻撃はこの後もじわりじわりとTESTを締め付けます。そう、この頃囁かれていた希望は、言い出しっぺのTESTの領土が食い荒らされて戦闘継続が不可能になり、Pandafamが撤退すること。そうしたら領土を全て取り返し、残党を蹴りだして終わりです。

その展開を決定的に後押しするような事態が起きたのは、M2-XFE星系です。結果的にギネス記録を塗り替えるような虐殺劇が起こったことで広く知られることになったこの星系の攻略戦、ここのキープスターを攻略するためにPAPIが派遣した主力艦艦隊がドジを踏み、サーバーの読み込みが追い付かないような状態でGoonswarmのキープスターの下方で回線が切断された状態のまま取り残されたのです。即座にImperiumはそこに大量のバブルを展開し、ログインしても逃げられないようにしました。「M2-XFEのヘルキャンプ」の始まりです。24時間ずっと艦隊が張り込んでいるような状態で、多くのタイタンや大型空母を押さえているこの状況。この間にも他の侵攻が進み、戦況を変えてくれるという確かな希望がそこにはありました。

絶対に守るべき状況、と思われたM2-XFEのヘルキャンプは2カ月以上続きましたが、これも綻んでいきます。キープスターの周辺にフォータイザーが1つ置かれ、2つ置かれ、3つ置かれ・・・と、本来であれば(今の1DQや3-Dの状況を見れば)これを片っ端から潰すことでヘルキャンプはさらに長引いたはずです。結果的に救助艦隊によってヘルキャンプは突破され、主力艦のほとんどに逃げられ、後日M2-XFEはあっさり陥落しました。

残務処理というような小さなストラクチャの破壊、壊されていなかったキープスターの破壊。Goonswarm Federationの領土は1DQ-Aがあるコンステレーションのみとなり、その別の出口(3-DMQTに対応するE-VKJV)にもキープスターが置かれたことで、完全に封鎖されました。

そして現在に至るまで、膠着が続いています。

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もちろんスターゲートを封鎖されようとも、いくらでも行き来する道はあります。いまだにデルヴ内のNPC領にはジャンプに利用できるPOSなどが置かれ、封鎖といいつつも艦船や弾薬、製造資材などは入っていきます。

PAPI側がこれを打破し、Goonswarmの本拠地に侵攻するためには、まず足掛かりとなる大型ストラクチャを領土内に設置し、ついでキープスターを攻略していかないといけません。これに対してはGoonswarm側は完全なる防御態勢を保っており、今のところ攻略の目途は立っていません。Imperium側にとってはこれが最終防衛線。もちろん、かけらでも突破されれば、それは終わりです。

何艦隊もの圧倒的な戦力を叩き込み、ここに設置する・・・という手、今まで何度も行われてきたこれを「行えない」のか「行わない」のか・・・。すでにPAPI側に大規模侵攻作戦を行うだけの体力(あるいはモチベーション)が無いという説を私は推していますが、単純に戦争を長引かせての兵糧攻めを気取っているだけかもしれません。どんな形にしても、長引けば長引くほどImperiumが不利になるのは明白です。しかし、こんな状況に陥ってもなお、PAPI側が戦争を終了する姿勢を見せれば一気に盤面をひっくり返すだけのちからを残しているのがImperium。状況はこんな状態になっても、まったく先が読めず、今日や明日にもひっくり返る可能性を秘めています。
posted by Quote Mraz at 22:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年06月10日

スターゲート建設が新たなる輸送利権の火種、むしろ火薬庫だった件

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四大国家の肝いり!イベントにより、新しく4つのスターゲート接続が建造されました。これによってNew First Stepsの面々が貢献リストに乗ったり色々ありました。でもこれが改めて見てみるとヤバいです。やーべいぞん。

いきなり一番ヤバいやつから行きましょう。


新生アマー・ジタ航路

ハイセクのみで移動するルートは45ジャンプ、これは変化ありません。問題なのはローセクを突っ切る最短ルートの変化です。ザ・フォージのヒッコタ(Hykkota)とジェネシスのアーベイゾン(Ahbazon)が長距離スターゲートで繋がった結果、最短ルートはこのようになっています。

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11ジャンプ、しかもローセクはアーベイゾンのみ。他も0.6が1つと残りは全て0.7以上です。こんなの、アーベイゾンさえ通ればなんとかなっちゃうじゃないですか!!
と、あらゆる人間が考え、アーベイゾンのヒッコタゲートはこの世の地獄と化すでしょう。


ジャンプドライブを用いれば、アマー側からならアーベイゾンに飛べばあとはゲートを突っ切るだけ。逆は絶対無理ですけどね。既存のローセク1ルート(22ジャンプ)であるベカミア航路が廃れ、逆に安全になるまではあります。様子を見て、さらに様子を見て、しっかり情報を収集して通る道を決めましょう。


アイアグラス(Irgrus)とパクシ(Pakhshi)

ガレンテ人であればパクシというのは案外なじみのある星系名です。ドディクシーとジタ航路からは外れてはいるものの、初期地点のクレリノンやデュリパントに近く、チュートリアルを終えて世界が広がっていく過程にあります。対するアイアグラス(Irgrus)はミンマターの中でも僻地。ミンマター内の3つのリージョンを繋ぐ商業航路などの大動脈から外れた土地にあります。スターゲートの距離は非常に長く、ガレンテからミンマターまでをどかんと繋いでいるように見えますが、例えばドディクシーからレンズに行こうと思ったら普通に既存ルートで走った方が近い・・・そのくらいの僻地です。そこからローセクなどに接続がいいわけでもなく、完全にただのド僻地。これが一体何に役立つかと言えば、とりあえず「ウエダマを通らなくてもドディクシーからミンマター方面に行ける」という1点のみでしょうか。ルート上には0.5などの危なげな星系は無いため、フレイターなどを放置で飛ばすにはいいルートかもしれません。もちろん、そういう心のぜい肉を狙われる・・・と言ったらそれまでなのですが。

あとはあのあたりのコンビニもないようなド田舎からドディクシーに買い出しに来るのが非常に楽、という面では、新たな採掘やミッションの拠点としてスローライフを送るためにはもってこいかもしれません。


ケンニンク(Kenninck)とエッゲロン(Eggheron)

ここ必要だったのか?

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一体何の利権がここにゲートを作らせたんだよ・・・。

プラシッドとソリチュード、そしてその先にあるシンジケートのリージョンは、別につながっていないわけではありません。一部一部を見てみれば、このルートが繋がったことによって確かに接続が良くなったところはあります。現地でぐるぐる回ったり、戦略的な行動を取ったりするためには重要なのかも?こればかりは現地の海賊勢力に聞いてみるしかありません。


サマイナ(Saminer)とF7-ICZの超絶砲弾炸裂航路

EVE Onlineの格言のひとつに「飛び出た土地からはジャンプせよ」というものがあります。アマーからビジバを経由してまっすぐ南に行き、ステイン・リージョンとの間に横たわる虚空を飛び越えられるとしたら、それはどんな利権を生むでしょう?

まずはこのルートが今までどうだったかを把握しておく必要があります。ジャンプドライブキャリブレーションスキルLv5で最大まで飛距離を伸ばしたジャンプフレイターは、この虚空を飛び越える手段を持ちます。サマイナと、T-NNJZ(これはF7-ICZの隣)の距離は9.946光年で、ギリギリ範囲内です。サマイナはキャッチの西部(クエリアスとの境あたり)からも飛べるので、ここが今まで南部からのジャンプドライブ輸送を支えていたのは想像に難くありません。
ちなみに、F7-ICZは範囲外。加えて言えば、サマイナから飛ぶことができるのはジャンプフレイターのみ。他の艦船はキャッチにすら届きません。

それがスターゲートの接続で繋がったわけです。普通の輸送艦はもとより、探検艦、戦闘艦隊、主力艦艦隊が通過できるゲート。アマー南部の最寄りローセクから、NPCヌルセクリージョンに直結するルート。これが火種にならなかったら、世界は平和です。

そのうち決死の覚悟で見に行ってみようと思います。


各ルートは自分でも見てみましょう。活動の幅が広がるものがあるとよいですね。
posted by Quote Mraz at 22:29| Comment(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする