2019年04月25日

初心者がちからを試すとき

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ヘルプchで初心者さんを中心に防御属性の強化について質疑応答していたのをのんびり聞きながら、私はWikiの記事の不足について思い悩んでいました。まだタレットやランチャーの仕組み(特にミサイルなんかは全然理解していない)などをまったく書いていないこともありますが、とある方の言うとおり、防御や攻撃などの基本的な仕様の知識と目的に合致したFITの間にある「どのようにしてFITを調整していくか」の技術がまるっと欠けているからです。

しかしだな・・・。

初心者の誰もが通るように私も「適当な装備を全て載せた船」時代を経てFITの仕方を経験的に知っているに過ぎず、初心者さんにそれを教えるのは気が引けてしまいます。そもそもミュルミドンを「攻撃偏重型バッファアーマータンク」にしてLv3ミッションを回っていたような人間に、FITの何を語れというのか。

そこで私は世の中の一般常識を探るべく、最近覚えたTwitterでアンケートなるものを取ってみることにしました。結果的に一週間で66票もの投票やコメントをいただいてしまいました。この場を借りて改めて感謝します。

で、結果はこちらです。


FIT時に初心者が最初に考慮するべき点は?(pve編)

火力  17%

射程  8%

防御(属性やリペア) 56%

完成されたFITを探す  20%


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私は火力派!!

しかし見ての通り、初心者が最初に考慮するべきなのは防御であるという意見が過半数を占め、次点は出来上がったFITをそのまま真似るべきというご意見です。

防御派のコメントによると「まずは撃沈されないように備えるべき」であると。NPCに撃沈されてはFITの推敲以前の問題で、特に資金力に欠ける初心者のうちはロスこそを防ぐべきであるということです。またローセクに行く場合の対海賊プレイヤー用の装備が必要であり、ガリスタスやブラッドレイダーのように特殊な装備を活用してくるNPCにはそれに合った対策が重要です。そのあたりを全て押さえてから他のことを考えるべきであると。

それに対する火力派のコメントは「とにかく敵を倒さなければ話が始まらないのだから必要な火力をまず確保」するべきであると。また、火力を考えるのが楽しいという意見にはとても共感できます。NPCの攻撃に耐えに行っているのではなく、撃沈しに行っているのですから!これはPvPにも通じる気分かな?

他には「かっこいい船に乗るべき」であると。そりゃそうだ(つまりガレンテ艦だな)。後は「カルダリ艦に乗るべきである」と。まぁ・・・ハハッ。


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なるほど見えて来るものがあります。

防御派の思考は「まず防御を上げておいて敵の攻撃を耐えてみて、耐えられるようなら、少しずつ防御などを(もちろん重要でないものから)削って攻撃力を確保しする調整を行う」という形。

攻撃派の思考は「十分な攻撃力を確保した上で敵と相対し、耐えられないようなら防御を増やす」という形。

FITを探すべきという人々からのコメントは今回はありませんでしたが、よく聞く話としては「すでに調整が行われた結果を反映することで、試行錯誤の手間を省く」とか「誤ったFITに陥る危険性を回避する」というのがありますね。

いずれもやり方は違うものの、攻撃と防御のバランスを調整するためのプロセスです。そして感じたのは、火力派の思考は、多少の危険を気合で乗り切ったり、危機に陥ったときに適切に退避することができるバイタリティを持ち合わせた人向けであること。そう考えると初心者がやると不慮の事故の可能性は高く、防御が大切であるという皆の意見を裏打ちすることになります。

最初はこれが一番高いかなーと考えていた「完成したFITを手に入れろ」派の意見も、特に初心者が間違えにくい点と、上記のような調整プロセスの基点(または参考)になる点で重要です。私としては、そのFITこそが至高で調整は要らない!という思考に陥らなければ大丈夫だと考えています。どんな汎用的なFITでも、例えば射程やキャパシタ管理などの運用方法、位置取りなどを前提に据えており、またスキルや入手資金などの問題も含め、自キャラとのすり合わせができないと結局役に立たないからです。

最後に射程派は、今回は一番少なかったですね。私がこれを選択肢に加えたのは「とにかく最初は接近を考えずに遠距離から攻撃するべきだ」という考えをする人が多いかなーと考えたからです。ただこれも、言ってみれば距離という要素を使った防御派寄りの思考、あるいは距離を取ることで防御を減らし火力偏重にできるという火力派の思考、ここら辺に集約されるから主流派にならなかったのかも。どちらかというと戦術に関わることで、”最初に”教えるべきことではないということですね。


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最終的には初心者さん自らが判断することではありますが、FITの方針を問われたら防御をガチガチに固めるための方針を教えるのが安定ですね。後日NPCにやられるキルボを発見してしまうよりは、精神衛生上よろしいかと思います。

火力派に取り込みたい場合は、前述の通り緊急回避のタイミングについてのアドバイス(まずは即逃げにかかってみるべし、というのでも良し)が大事ですね。

出来上がったFITを教える場合は、それを調整するための方向性についても軽くアドバイスをしてあげると、私としては好ましいかと思います。


今回はこんな感じで私見をもとにまとめてみましたが、Twitterってのはお役立ちです。今後もなんか思いついたらやっていきたいと思います。
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2019年04月16日

ハイセク観光 宇宙一周の偉業を称える像

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2019年4月9日のアップデートで追加されたサイシオ(Saisio)星系の「Katia Saeさんの宇宙一周を称えるモニュメント」を見に行ってきました。遅まきながらね。ONCBNのメンバーの一人なんか、前日に現地行って待ってたくらいの見所ですよ。


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これはいわゆるEVE旅行記系Blog作者のひとり、Katia Saeさんがプレイヤーが訪れることができる全ての星系、計7,805個を全て巡ったことを報告したところから始まります。これは、ハイセク、ローセク、ヌルセクに加えてワームホール空間を全て足した数です。
それも一度も他者を害することなく、また自身も撃墜されることなく達成したとのこと。

ハイセクを巡るのは誰でもできます。ローセクもまあ、足の速い船ならなんとかなります。すごいのはヌルセクとワームホール空間という、プレイヤーがガチガチに守る星系を全て巡ったこと。しかもこの領域は全体の8割強にあたります。その中には名だたるアライアンスのステージングシステムもあり、またほぼ常時ゲートキャンプが行われている星系もあります。ワームホール空間では特に侵入者(それもクローク艦!)に対しては過敏であり、あらゆる手段で排除にかかります。バブル、マイクロジャンプフィールド、そしてスマートボム、おそらく出会った瞬間に即死であろうこれらのギミックを潜り抜け、無傷で巡ることなど本当に可能なのか・・・。

本人は袋小路の星系に入ったところを封鎖されて何日もにらみ合いをしたときが最も死を覚悟した、と語っています。その旅路がけして静穏でない波乱万丈なものであることを示しています。

しかもそれらの星系を全て観光しレポートするというこのタフさ。9年間にもわたる旅路を翻訳して読みたい・・・。人が成し得ないことを成し得たことはまさに誰もが認める偉業です。


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この像はKatia Saeさんが最初に通ったというアバガワ(Abagawa)ゲート付近に設置されており、見てのとおり結構デカいです。SCOPEニュースで見たときには「へー手の先に星を掲げてるように見せるなんて、粋なカメラワークだな」と思っていましたが、それも含めてモニュメントなんですね。星と一緒にアステロが巡っているあたりも見所です。

そういえば、彼女のポーズは手の先に星系を掲げて目線がそちらに行ってるので、皆そちらに注目してしまいますが・・・左足を少し上げてますね。このデザインを見て最初に思い出したのはニューヨークの自由の女神です。自由の女神は後ろから見るとちょっと右足のかかとを上げているんですね。

これは「自由の女神は左足で鎖(弾圧の象徴)を踏みつけている」というデザインによるものとされていますが、自由へ向かって一歩を踏み出している、という解釈もあるんです。そう考えると、この左足を少し上げたKatia Saeさんの像は「宇宙一周の偉業を達成した彼女は、新しい一歩を踏み出そうとしている」という見方もできませんか?


ハイセクにある今最も映えるこのスポット、ぜひ訪れてみるといいでしょう。


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2019年04月04日

閑話休題 機能的な宇宙船

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アライアンスフリートの一員となり、東部リージョンの地上げに従事する日々。これは呼び水なのだ・・・きっとね。
ここを中心に、勢力図が書き換わる・・・。

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さて、薄い薄いと言われるガレンテ連邦が誇る大型艦載機母艦のニクスさんですが、実はカメラを寄せてみると意外と肉厚があります。

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3300mを超える全長に加え、左右に広がる部分が大部分を占めるためにそう見えるだけで、中央部分だけに限れば戦闘機ハンガーとして十分な容積が確保されているのがわかります。かまぼこ型に膨らむハンガー部分と、その直上にある戦闘機発艦部分、飛行甲板としても使用できる平面的な中央部分と、その後ろにそびえる艦橋部分。空母として必要な要素を全て兼ね備えた上で、全体としては王笏を模したデザイン。いかにもガレンテらしいことに芸術性と実用性を見事に兼ね備えています。

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他には、カルダリ連合が誇るワイバーン。ワイバーンは4層に分けられた発着エリアを持ち、そのうち上2層は後方に突き抜けています。

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中央上部から見下ろすと戦闘機のリフトがあり、3、4層目は戦闘機ハンガーに直結していることがわかります。つまり通常の空母と同じく、無用な方向転換を避けた効率的な補給・補修エリアが1、2層、前後から着艦できるのが2層目で、3層目、4層目は前方における着発艦をこなす、カルダリらしい合理的なデザインです。ワイバーンの戦闘機回転率はさぞ高いでしょう。

ちなみにカルダリの艦載機母艦であるキメラは唯一前方への発艦口を持たない艦載機母艦です。キメラの戦闘機発着エリアは艦船上部にあります。もともと輸送艦であったカイリオラを改修して作られたというキメラが空母として合理的な発艦口を持たないのは、逆に艦船の成り立ちを深く感じさせてくれます。

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ミンマター共和国のヘルは、古き良き宇宙船の面影を残すステキなデザインです。ぜひ後ろから眺めてみましょう。

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実は私はヘルが結構好きで、艦載機母艦のボーナスの大幅変更前、Wikiのかつての説明にもちからが入っていました。

本来であれば艦載爆撃機を大量に展開して戦っていくはずの大型艦載機母艦において、ヘルは異色の存在だ。リモートアーマーリペア、リモートシールドブースターにボーナスがあるのである。
そんなものはニドフッグラーに任せておけばいい、と誰1人として言わなかった結果、ヘルは完成した。もちろんこの艦は艦載爆撃機を展開できるし、リモートECMバーストだって装備できる。ボーナスが無いというだけでマター人のあふれる愛は止まらないのだろう。



今現在は戦闘機の速度にボーナスを持つ強力なキャリア―です。ヘルは中央下部に大きく口をあけた戦闘機ハンガーを艦船前方上部下部の装甲板で守るスタイル。なおかつ横から見ると、マターの獰猛なサメをモチーフにしたそれはミンマターらしさを出しつつもシャープであり、戦場を食い破る気概に満ち満ちています。



アマー帝国のイーオン?

ごめん、今真面目な話してるから・・・。


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イーオンの着発艦エリアは前方の構造物の間にひっそりと存在します。

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ガレンテ人的にはいかにもな飛行甲板のエリアをもう少し活かしたく思い、そうするとアーマー艦だということを思い出して精神が不安定になります。
カルダリ人は紳士的なので常ににこやかな態度を崩しません。
ミンマター人は酒場にいけばイーオンとプロビデンスリージョンのジョークで盛り上がっています。


アポスルを見ればわかるように、アマーの艦船デザインは特に宗教や皇族が絡んだときに最高潮になります。イーオンはそろそろ移民船時代の船体を改修し、華美さと戦闘能力を両立させたデザインに生まれ変わるべきなのです。


セレスティスの次くらいに、CCPさんどうぞよろしくお願いいたします。



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