2021年05月20日

インターディクション無効化の微妙なタイミング

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インターディクション無効化、いわゆる範囲型ワープ妨害(バブル)の無効化能力。要撃型フリゲートや戦略的巡洋艦のお家芸であり、ヌルセクやワームホールの移動を非常に便利にしていた効果が、5/18のアプデでモジュール化されました。
簡単言えば、今まで常時発動していた効果がモジュール起動時のみの効果になるということです。

さて、これによってバブルへの対策はどう変わるのか。

今までは「バブル無効でない艦船」と「バブル無効な艦船」の2択でした。そのうちバブル無効でない艦船を捕まえるには、実は一定のルールがあります。それは相手のワープ起動前にバブルを起動するというもの。
スターゲートを抜けた直後の相手を視認(相手がワープ開始した)してからインターディクションプローブを撒いても間に合いません。ドラッグバブルで相手を捕獲する際も、相手がワープを起動してから位置に移動して展開(例えばワープ速度を活かして追い越してバブル展開)しても相手は引っかかりません。あくまでバブルは、相手がワープ開始する前にそこにある必要があるわけです。

なので今回のモジュールも「ワープ開始時に起動しておくと、インターディクション無効化ワープになる」という予測は立っていました。Sisiでその確認をした形です。


・ワープ開始前にモジュールON→ワープ開始時には切れてる:ひっかからない
・ワープ開始前にモジュールON→ワープ中に切れる:ひっかからない
・ワープ開始前にモジュールON→バブルの位置でも切れてない:ひっかからない

・ワープ開始後にモジュールON→ワープ開始時には切れてる:ひっかかる
・ワープ開始後にモジュールON→ワープ中に切れる:ひっかかる
・ワープ開始後にモジュールON→バブルの位置でも切れてない:ひっかかる

・ワープ中にモジュールON→ワープ中に切れる:ひっかかる
・ワープ中にモジュールON→バブルの位置でも切れてない:ひっかかる


という、完全に予想通りの結果でした。このモジュールは「ワープ開始時に」判定を行います。最も簡単な例で言えば、バブルに包まれた状態からワープするには、モジュールを起動してからワープ、というわけですね。


この仕様はヌルセクでの航行にある種の計画性を必要とします。呑気に飛んで「あっ、バブルや!起動!」というわけにはいかないので、ワープ開始前に「到達地点にバブルがあるか?」という点を意識する必要があるためです。バブルキャンプが確実に存在する星系・・・事前の偵察や、指向性スキャンでバブルが確認できている場合、Intelなどで報告があった場合など。
特にこのモジュールは長いリアクション遅延(使用後のディレイ)があります。要撃型フリゲートや戦略的巡洋艦はそれを80%踏み倒すことができますが、輸送艦などはそうもいきません。一度はこのモジュールのおかげでバブルを免れても、追撃を食らえば命はないでしょう。これがあるからヌルセク輸送も楽々!とはいきませんね。

艦隊の移動時も要注意です。フリートワープをかけてバブルを突破する必要があるのであれば、全員の起動を確認する必要があるわけです。全員がきれいに抜けるには、ある程度の練度が必要になるでしょう。

posted by Quote Mraz at 00:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする