
ドローンのところのコメントで、指向性スキャナーの使い方について解説を入れてほしいというものがありました。指向性スキャナー、つまりDスキャン。これは最近ではザ・ハントなどで普通に使用したりして、結構使用頻度が高いんですね。ま・・・次のザ・ハントは来年なんですが、他でも役に立つかもしれないし・・・このタイミングで作っておきました。
指向性スキャナーは実際使ってみると、範囲と角度があって、スキャンすると何かが映る!というのは一目でわかります。しかしそれだけではまったくこの機能を活かせません。
この指向性スキャナーを使いこなすには「何が映るのか」と「絞る場合は何をするとスキャン範囲がそちらを向くのか」という2点を理解しなくてはならず、それはパッと見ではわからないものです。
まず「何が映るのか」については、解説にある通り「OVタブプリセットによるフィルタ設定」によって行うようになっています。これは初期状態だとアクティブなオーバービューのタブと同期するようにできており、Dスキャンはオーバービューのタブに映るものと同じものを映すのだと思っている人もいます。はい、私です。
実際はオーバービューのタブプリセット設定をフィルタ設定に突っ込めるので、事前に「Dスキャン専用のプリセット」を作っておくと、オーバービュータブの切り替えに影響を受けずにDスキャンを使用できます。
このあたりはWikiの表現もおかしかったので、変えておきました。
さて、スキャン範囲が何と同期しているのか、これはカメラアングルと同期しているわけですが、案外これは気づかないところですね。マップ内で操作するのが全てと思っている人すらいる可能性があります。向いている方向にスキャンが向く、というところをしっかり理解しておけば、あとは動画内でもやっている通り「そちらを向く」コマンド(キーボードのC)でマップを見なくてもスキャンを活用できます。
その上で。
実は動画を撮っている過程で、マップ内で視点と同期させるモードがかなり使えるなと思えてきました。たくさんのサイトなどがあるところから標的を探す場合、実際に画面内で見るよりはマップ内でのサイトの配置状況を把握しながらやった方がいけるんじゃないかと。
このあたりは本職のハンターさんのテクニックを教えてほしいところです。
指向性スキャナーを上手に使うためのテクニックは色々ありますし、おそらく想像もつかないような使い方をする人もいるはずです。初心者のうちは、最初は全方位スキャンの最大範囲スキャンで、何も映っていなかったところに新しい船を検知した!というのを、ローカルの増減や、あるいはシグネチャの変化とか(ワームホールの発生など)と合わせて行うことで、見えないところにいる船を把握する、というのをやってみると良いと思います。

