2022年05月24日

指向性スキャナーの使い方解説

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ドローンのところのコメントで、指向性スキャナーの使い方について解説を入れてほしいというものがありました。指向性スキャナー、つまりDスキャン。これは最近ではザ・ハントなどで普通に使用したりして、結構使用頻度が高いんですね。ま・・・次のザ・ハントは来年なんですが、他でも役に立つかもしれないし・・・このタイミングで作っておきました。




指向性スキャナーは実際使ってみると、範囲と角度があって、スキャンすると何かが映る!というのは一目でわかります。しかしそれだけではまったくこの機能を活かせません。
この指向性スキャナーを使いこなすには「何が映るのか」と「絞る場合は何をするとスキャン範囲がそちらを向くのか」という2点を理解しなくてはならず、それはパッと見ではわからないものです。

まず「何が映るのか」については、解説にある通り「OVタブプリセットによるフィルタ設定」によって行うようになっています。これは初期状態だとアクティブなオーバービューのタブと同期するようにできており、Dスキャンはオーバービューのタブに映るものと同じものを映すのだと思っている人もいます。はい、私です
実際はオーバービューのタブプリセット設定をフィルタ設定に突っ込めるので、事前に「Dスキャン専用のプリセット」を作っておくと、オーバービュータブの切り替えに影響を受けずにDスキャンを使用できます。

このあたりはWikiの表現もおかしかったので、変えておきました。


さて、スキャン範囲が何と同期しているのか、これはカメラアングルと同期しているわけですが、案外これは気づかないところですね。マップ内で操作するのが全てと思っている人すらいる可能性があります。向いている方向にスキャンが向く、というところをしっかり理解しておけば、あとは動画内でもやっている通り「そちらを向く」コマンド(キーボードのC)でマップを見なくてもスキャンを活用できます。


その上で。

実は動画を撮っている過程で、マップ内で視点と同期させるモードがかなり使えるなと思えてきました。たくさんのサイトなどがあるところから標的を探す場合、実際に画面内で見るよりはマップ内でのサイトの配置状況を把握しながらやった方がいけるんじゃないかと。
このあたりは本職のハンターさんのテクニックを教えてほしいところです。

指向性スキャナーを上手に使うためのテクニックは色々ありますし、おそらく想像もつかないような使い方をする人もいるはずです。初心者のうちは、最初は全方位スキャンの最大範囲スキャンで、何も映っていなかったところに新しい船を検知した!というのを、ローカルの増減や、あるいはシグネチャの変化とか(ワームホールの発生など)と合わせて行うことで、見えないところにいる船を把握する、というのをやってみると良いと思います。




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2022年05月20日

「ドローン」の基礎の基礎

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FITガイドの第5弾として制作したのは、ドローンについてです。




ドローンは非常に汎用的な武装で、世の中にはドローン艦というものも多く存在します。トリスタンに始まり、アルゴス、ベクサー、ミュルミドン、ドミニックスといったガレンテのシリーズ。ギラやストラティオス、ラトルスネークといった海賊艦。あとはアマーのアービトレイターとか。それ以外でも大なり小なりドローンベイを持ち、ドローンを使わないでいることはないでしょう。

性質として、ドローンそのものがダメージを受けることで破壊されてしまうこと。特に近年はドローンに対して当たりが強く、NPCはそこらへんの雑魚でも容赦なくドローンを狙ってきます。移動に時間がかかることとドローンの数の問題で殲滅力がわりと頭打ちであること。反面、弾薬を消費しない攻撃性能を獲得できるのは経済的です。
巡洋戦艦のミュルミドンくらいまでなら、セントリーと中型タレット等の組み合わせでかなりの殲滅力を獲得でき、小型から中型、近距離から遠距離までをカバーできる万能性を持ちます。戦艦になるとさすがに大型タレットの性能に、スーパー鈍足のヘビードローンが対応できないですね。戦艦での使用は、近距離のフリゲート対策と割り切っています。私は母艦の機動力あってのドローンだと思っているので、わりと小型艦にオススメ。実際『フリゲートの狂騒曲』イベントでは、トリスタンを駆ってずいぶんキルをいただきましたね!


さて今回の動画は、そんなドローンの種類や積み方、モジュールについての解説を入れた後に、ドローンをいくつか使ってみせています。ドローンを使うためにちゃんと覚えた方がいいのは、パッシブ・アグレッシブの設定と、「攻撃」「戻す」を速やかに行うこと。「再接続」についてもですね。このあたりはショートカットをしっかり設定できるので、使いやすいキーを割り当てて使いましょう。


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動画ではあえて触れなかったごく基本的な要素について。
ドローンは基本「積めた分だけ使える」ことが多いのであえて触れませんでしたが、艦船のドローン帯域幅内でドローンを展開できるんですよね。100Mbit/secあったら、大型2個(計50)+中型3個(計30)=80使う、といった使い方もできるわけです。あまりこういう混ぜ方もしないと思うんですが、たまーに必要になるんです。積めるドローンで最大火力なシーンとか。
同種のドローンのみを展開していますが、もちろん混ぜても使えます。ハイセクの採掘とかで放置掘りしたい場合とかは、例えば小型の戦闘ドローン1(NPCフリゲートの迎撃用)+サルベージドローン1(放置しておけば戦闘ドローンが倒したものを掃除してくれる)+採掘ドローン3とか、そういう組み合わせもできます。

あとは、アグレッシブモードで放置していると、ドローンが「何でそんな遠くのやつを狙いに行くのよぉ〜〜!」ということもあります。アグレッシブでいる間もちゃんと操作を受け付けてくれるので、要所要所で指示を出す、セミアグレッシブのような使い方もおすすめ。そのあたりは使っていく過程で自然と習得していくと思います。動かし方のコツや、どのくらいのダメージでドローンを戻し、どのくらいの距離までは飛ばすか・・・とか。

今回はスポンサーの連邦海軍とクレオドロンの意向であえてガレンテドローンのみを使っています。素の火力が高いので汎用性があるのもあります。実際は相手のダメージ属性に合わせてちゃんと選ぶのもおすすめ。あと個人的に足の速いミンマタードローンは重宝します。


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今回の撮影の裏話。セントリードローンが攻撃しているシーン。「よく見えないかもだけど撃ってますね」とかあえて遠い視点を選んでいるのは、いかにも砲台みたいな顔をして相手に向かって射撃するように思われてしまうセントリードローンが、実際は向きが同期していないので「向いてる方向と違う方に撃つ」のが見えてしまうためです。内緒内緒。気になる人はセントリーが射撃しているところをアップで見てみてね。



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2022年05月08日

実演編「シールド防御のフリゲート」を作ろう FIT関連シリーズ#4

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FITガイド第4弾はシールドFIT。私はシールドFITは実は初心者向けではないのではないかという持論を持っていて、FITに必要な事項を盛り込んでいったら結構な分量になりました。




シールドFITはアーマーFITとは根本的に異なり、いくつかの要素を気に掛ける必要があります。


・ミディアムパワースロットで装備するので、推進力やキャパシタ強化と競合する
・パワーグリッドの消費量的に、シールドブースターは1個上のサイズを積むことができる
・シールドエクステンダーもそう


加えて特性として

・自動回復する
・シールド貫通の要素が存在する


などなど、カルダリ人やミンマター人は大変だね!今回はそれを1つ1つ紐解きながら、シールドFITを作っていきました。私の感覚だとシールドFITでリグ無しは「無い」と思うんですが、今回はあえてリグを使わずにやってみましたね。

しかも思いのほかミサイルの性能が高く、テスト運用も大変なことになりました。タレットもそうだけどミサイルってつおいんだな・・・と実感したところ。ジャックドーとかテングとかが強いのわかります。

加えてシールドFITは「パッシブシールドタンク」という自動回復特化のFITがあり、これは次の次くらいに触れていこうと思います。なお私は、パッシブシールドタンクを作ったことはありません。




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