
さて、連邦がお祭りムードに湧く中、私はアビサルデッドスペースへと潜っておりました。アビスの美しい風景をカメラに収めるためです。
ちょっと前にアビスに入ってわけわからず死んだ〜というものを見てから作っておりましたが、なかなか今回は難産でした。解説動画という都合上好き勝手に喋ればいいというものではなく、大抵はちゃんと原稿を書いて臨むわけですが・・・お祭りに参加したくて焦った結果、適当に撮って適当に喋って全部ボツ、撮りなおし、という結果的に余計な時間がかかっています。切ったり貼ったり、アテレコしたり・・・。
さて、このアビサルデッドスペースの基本的な流れは「入って敵を倒して出てくる」という、そこらへんのカプセラを放し飼いにしておけば丸々太って帰って来てもおかしくないようなシンプルなコンテンツです。それがなぜここまで神秘性を漂わせ、危険でハイレベルなコンテンツ扱いされているのか・・・。それにはいくつかの理由があります。
1.単純に敵が強い
アビサルデッドスペースの敵は強力です。まず何よりも、通常空間のNPCと比べると格段に足が速いです。アフターバーナーを炊いても容易には追いつけないほどにです。タレットは当たらず、ウェビファイヤーは届かず、手も足も出ずに船と命を失ったカプセラは少なくないでしょう。
場合によっては巡洋艦や駆逐艦、フリゲートで戦艦数隻と殴り合う必要がある場合もあります。超火力にニュートライザやウェビファイヤーを重ねられるとどんな強力な船でもひとたまりもありません。例え時間がかかればなんとかなるような相手でも、今度は制限時間という壁が重くのしかかってきます。
2.事故る
アビサルデッドスペースの死因第一位は、間違って入ってしまう、ということです。多種多様なフィラメント、見た目も似てますし、連続で回していると熟練者でも案外やってしまうミスです。初心者の場合は言うまでもありません。
それ以外でも、タキオン雲に突っ込んで飛び出して死亡とか、オートマータサプレッサにドローンを焼かれて攻略不能とか、一歩間違えば初見殺しになりかねないような要素がアビサルデッドスペースにはてんこもりです。
3.軽々しく挑戦できない
何よりも、アビスを恐れよ・・・!!「アビサルデッドスペースやってみたいんですよ」と初心者に言われて「ふーん、じゃ適当に入ってみれば?」と言う熟練者はいません。失敗すれば船と命を失ってしまうという性質上、軽々に勧められないのが現実です。かといってちょっと基本に触れただけでこの分量。その人が生還できるようになるまでに、一体どれだけの船を失ってしまうのか・・・。
逃げることができない、というのは、最初は重たいものです。本当なら、できれば駆逐艦やフリゲートなどで一緒に入って体験するところから始めてあげると良いと思うのですけどね。
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まあ私の場合、アビサルの美しい風景を撮りたかっただけじゃろ!と言われたらまったく言い返せませんね。アビサルデッドスペースというのは見ての通り、ダイナミックな岩石、神秘的な惑星、エキゾチックな建造物と、写真映えするものでいっぱいです。
宇宙船で巨大な洞窟の中とか、そういうシチュエーション大好き。
では皆さんどうぞお気を付けて行ってらっしゃいませ。くれぐれも・・・死なないように・・・。