
基本的にシンプルでわかりやすいものについては、Wikiを見るか、実際に飛び込んでみるか、というのがおすすめなんですが。
せっかくミンマター解放の日で来てたからやったよ!
アビサルプルービンググラウンド、というかアビサル空間におけるPvPの歴史は意外と長いです。
1.アビサルデッドスペース内の脇道PvP
最初に生まれたのは、アビサルデッドスペース内で「PvP用の入り口」が存在する、というもの。散々アビサルデッドスペースを攻略した結果、出口とは別にPvP用の入り口ができ、その内部に入るとマッチングが始まります。もちろんPvPなんで、どちらかは死にます。勝った方はアビサルデッドスペースの収益に加えて、対戦相手が持っていたアイテム、そしてPvPエリアの報酬(Tier 6相当)のアイテムを持ってほくほくして帰れる、というものです。
もちろんですが、高額なPvE用の艦船をPvP用にも耐えられるように組んでアビサルを攻略するというのは非常に難しく、そもそも高額な船を落とす可能性があるPvPエリアに行ってまで追加の報酬を得よう、という動きは少なく、この地獄の門は実質的に廃れていったわけです。
2.実験場の誕生
アビサルプルービンググラウンドが生まれたのは一体いつでしたか。アビサルPvPを独立させたという形で生まれたアビスの実験場は、一応トリグラヴィアンが船を誘い込んでなんらかの実験をしている、カプセラを戦わせてなんらかの実験をしている、というもの。ただし、ランキングというものがある以上、一定間隔でリフレッシュする必要がありました。そのあたりがどういう処理されていたのかはもはや判然としませんが、フリゲートのFFA、駆逐艦や巡洋艦のタイマンなどを経て、現在のルールに変わっていきます。この仕組みはPvP屋から非常に歓迎されていたイメージがあります。そう、いつでもどこでもPvPを始めることができ、PvPの一番面倒な部分である「相手を探す」というところを劇的に省略できるからです。
3.ルールの変遷
戦っていくことにより、イベントのルールが洗練されていきます。まず、サクリッジやモーラーといった強力で硬い艦船の殴り合いになった場合、高確率で時間切れ双方死亡になるという点を回避するため、8分で防御レジスタンスが低下するというルールが追加されました。また、DED品などといった強力なモジュールを積んでいる場合、結果的にまた時間切れや、あるいは強力すぎる艦船に乗ったプレイヤーによる無双が起こってしまうので、自然とモジュールやインプラントはTech 2以下(もっと低ければ、メタ4以下とか、一番低かったのはメタ1以下)というように制限が入っていきました。結果的にTech 2モジュール等をいかにうまく組み合わせて戦うか、という点で戦法やFITが作られてきたわけです。
言い方を変えれば、常に「その状況において最高なFIT」というものが存在してしまうわけですが、それをどう扱っていくかもまたPvP屋の腕というわけです。
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今回の動画は非常にシンプル。というか、プルービンググラウンドって何だろうな?という人にそれを示せればよし!という・・・いや、本当は勝って「カプセルが出られるかどうかは、勝った方が決めるんですよ(ドヤ」と言いながら・・・まで夢想していました。残念ながらド素人PvP屋の私にとって、プルービンググラウンドという場はとても敷居が高かった・・・これに毎回勝ってる人は、本当はとてもすごい人なんですよ。
というわけで、これにビビらず。死んだのは私が素人だったから!世の中にはすごい人がいっぱいいるのでちゃんと話聞いて、プルービンググラウンドを楽しんでいてください。