2017年04月01日

This is, Cormorant! Hybrid!

quotemraz_title.png

「新しいコーモラントのCMなんですけど。」

「お、できた?」
「すごいスペースシップ・チェイスCMです。」
「いいじゃないか。」
「容疑者が、コーモラントで逃げるんです!」
「ちょっとまって。」
「・・・あれ・・・まずいですか?」
「ああ〜・・・。コーモラントに乗ってるのが、容疑者ってのはヤバイかもな。クレームとか。カルダリはそういう犯罪を是認するのか!みたいな正義をやたら振りかざす人、多いでしょ、最近。」
「ああ・・・ですよね〜〜。」

vitz06.PNG

「じゃあ海軍はやめて、主人公は正義感の強い女性にしましょう!」
「おおっ、いいねぇ。」
「悪いやつらから、恋人を助けに行くんです。」
「面白そうじゃない。コーモラントのきびきびとした飛行が見たいよねえ。」
「了解です。CGだから自由自在です。ステーション前の交通量の多い航路を、わずかな隙間を左右にぬいながら進んでいきます。」
「あ〜、急いでるんだねえ。・・・かっこいいんだけど惜しいな。」
「あれ、また何か?」
「コーモラントの慣性修正乗数は2.78で質量は1,700,000 kgこれはフリゲートにだって引けを取らない数値だ。これを活かしてサッとワープに入るのが常道じゃないか?せっかくワープ時の変形モーションがついたんだし。そもそもなんで他の艦が航行しているんだ?」
「その方が迫力のある映像になるかと思いまして・・・」
「いない方が艦が見やすいよね」
「・・・削除できるよね?」

「これでどうですか?」
「良くなってきたぞ。・・・しかし一番大事なことを忘れてるな。」
「え、なんですか?」
「新しいコーモラントはハイブリッドなんだよ。そこをもっと強調しないと。」

vitz04.PNG

「強調します。まとめるとこんな感じですかね。主人公は恋人が捕らわれたことを知ると、コーモラントのハイブリッドタレットをアクティブにし、ステーションを出港。優れた機動性で素早くワープに入り、恋人を助けに向かいます。」
「完璧だよ。」
「完璧ですね。」

「そして、恋人が捕らわれている廃ステーションに着きます。」
「何かが起きそうな予感がするねえ。」
「まさにそうなんです。悪人の船が現れて主人公を襲うんです。そして・・・激しく攻撃してくるんです!」
「ああ・・・ん〜む・・・コーモラントのアーマーが傷ついちゃったねぇ。」
「ダメですか?」
「当たり前だろう!」
「当たり前です!」

vitz11.png

「じゃ、これだけやってもコーモラントはシールド防御で無傷。」
「その可能性もあるぞ。」
「そしてなんと。ありえないテクニックで敵の攻撃を回避!」
「若者にウケそうな荒唐無稽さがたまらないねぇ。」
「たまらないです!そして、恋人を助けるためにステーションの扉に突進します!」
「君は・・・このシーンが好きか?」
「大好きです!」
「私は・・・大嫌いだ!」
「え」
「新しいコーモラントはフロント押しで、って言われているんだよ。」
「そこですか・・・。それじゃあ・・・大胆なフロントデザインが見えるように、逆噴射でステーションに接近します。」
「ありえなくないだろ。」
「・・・この場合、入港許可を申請ですかね?」
「まあ流れ的にはそうなるね。」

(入港許可を要請しています)
(入港要請が、受理されました)

「そしてついに、悪党たちとの対決シーンです。」
「暴力はダメだよ!」
「・・・救出シーンは、音だけで表現します。」
「想像力をかきたてるねえ。」

vitz10.PNG

「クライマックスは、2人のステキなシーンです。」
「いいねえ。」
「カプセルの中で見つめあう二人。そして、感動的なハッピーエンドです!」
「引き込まれるねえ・・・ただ・・・」
「何か、気になるところありますかね?」
「ああ、惜しいな」
「惜しい?」
「アングルが顔のアップばかりで、コーモラントの上質なエクステリアがほとんど見えないんだよね」
「この状況でそこ見せますか。」
「何回言わせるんだ!CMなんだから、映画作ってるんじゃないんだぞ!」
「つい、調子に乗りました!上質なエクステリアを俯瞰で見せながら、ハッピーエンドを迎えます。・・・これ状況わかります?」
「わかるんじゃない?それより、キャストが邪魔だね。」
「邪魔ですよね。」
「5秒くらいゆっくりと見せたほうがいいねえ。」

vitz08.png

「カメラ切り返して、エンジンも見せましょう。」
「わかってきたねえ。」

vitz09.png

「でも、敵がまた追ってくるかもしれないよ?」
「めんどくせぇな・・・」
「なんか言った?」
「いえいえ、わかりました。追いかけてくる敵たちを撒いちゃいましょう!」
「できるかね。」
「2人が航行していると、なぜかまったく同じ青いコーモラントがたくさん航行しているんです。そこに紛れ込んで身をひそめる。息をひそめている目の前を敵が通り過ぎていく。」
「そうとう都合いいね。」
「お互い様です。」
「ただ・・・」
「ただ・・・なんですか?」

vitz05.PNG

「コーモラントってSKINのバリエーションが豊富だから、女性にも人気があるわけじゃない?」
「そうですね・・・とすると・・・」
「そうなんだよ。全部ブルータイガーSKINだけっていうのはもったいないよ。もっといろいろなSKINのコーモラントが航行してるってんじゃダメかな。」
「ダメじゃないですけど・・・青いコーモラントがすぐバレて、2人は捕まっちゃいますけど。」
「この2人の幸せと、クライアントの幸せ。君にとって大切なのは・・・どっちなのか?ってことだよ。」
「ハハ、捕まっちゃいましょう!」

This is, Cormorant! Hybrid!

vitz03.png

「キメラになっちゃってるねえ。」
「間違えました。」

This is, Cormorant! Hybrid!

vitz07.PNG
posted by Quote Mraz at 02:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]