2019年01月29日

オーバーヒートの研究 熱量蓄積の視点 その1

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燃やして直しての繰り返し、これを本格的にやる前にオーバーヒートについていくつかの公理を押さえることができないか、そう考えました。完全にダメージが入りきって停止するまでマイクロワープドライブをブン回す試みにおいては、停止時にはほぼ確実にヒートダメージはステージ4、完全に熱量が貯まりきってどうにもならない状態に陥ります。ここで、仮に熱量の蓄積に差があるとするならば・・・それによってはダメージが貯まりきる前に停止するケース、全然回していないのに熱量が貯まりきって危険極まりない状態に陥るケースなどが存在することになるからです。

それに何回も何回も、何回も燃やして燃やして直して直してするよりは、モジュールや艦船の種類ごとに測定する今回の手法のほうが結果が先に出ますし。

というわけで今回の視点は「熱量が蓄積する速度の差」です。

手法は古き良きストップウォッチ目押しというアナログな手法。熱量0%からオーバーヒートをONにした状態で、モジュールを起動するとともに測定開始。熱量蓄積量がステージ2(だいたい半分くらい)に至るまでの時間を計測しました。これで様々な傾向を洗って行こうという話です。

ステージは目安。4でないのは純粋に時間がかかるためと、モジュールによってはそこまで行かないケースがあるという話をONCBNのCEOであるMuraku Butler氏から聞いたためです。彼も以前本格的にオーバーヒーティングの研究をしていたらしく、色々ためになる知識を持っています。

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艦船による蓄積時間の差

同じモジュールをいくつかの艦船に装備して時間を測定してみました。結果はざっくりと言えば、種類ごとに差があります。

例えば巡洋艦と戦艦を比べると、戦艦の方が1.5倍ほど時間がかかります。艦載機母艦だと巡洋艦の約2倍であり、基本的には「艦船の等級が大きくなればなるほど熱量は貯まりにくい」ということになります。
純粋に等級というわけではなく、例えば攻城艦と艦載機母艦を比べると、攻城艦の方が1.2倍ほど時間がかかります。また、巡洋艦という括りであればTech 1、Tech 2、そして熱ダメージガン軽減FITのTech 3にしてみても、熱量が蓄積される時間はほとんど変わりませんでした。そりゃそうだ、熱ダメージ減少は、熱がたまってもダメージを受けにくいのであって、熱がたまるのを防いでいるわけじゃない。

また海軍仕様や海賊勢力などにおいても、巡洋艦、戦艦などの括りが同じならほとんど時間は変わりませんでした。軍事規格だから熱にゃ強いとか、海賊特有のピーキー性能とかそういうのはないようです。またアマー艦の方が放熱に優れているとかそういうのもありませんでした。

Muraku Butler氏いわく、これは艦船によってモジュールの熱発生の性能が変化するのではなく、艦船の熱蓄積量の回復、つまり放熱(熱流出)性能が違うことが原因ではないかとのこと。なるほどそれは納得の行く理屈で、つまりオーバーヒート時の熱の蓄積には「モジュールが発する固有の熱流入量」と「艦船特有の熱放出量」の2つのパラメータが関係しており、その差が熱量の蓄積になるわけですね。モジュール自体は燃やすと常に一定の熱を発するが、艦船の放熱性能が優れていると結果として熱の蓄積量が小さくなると。
属性などには表記されていませんが「モジュールスロット熱放出時間」みたいな隠しパラメータがあるということですね。そしてそれは艦船のクラス(メタレベルなどには関わらない)によって固有だと。フリゲートからタイタンまで熱量を限界まで貯めてから0になるまでの時間を手動で測定してみると面白いことになりそうなので、これは後々のデータ取りの予定にしたいと思います。

ただ私は指揮型輸送艦(Industrial Command Ship)のオルカや、採掘支援母艦(Capital Industrial Ship)のロークアルは乗れないので、ここのデータ取りは誰かを雇うしかないか・・・。あと、手元に旗艦級戦艦、つまりタイタンの船体もないからこれもかな・・・。


モジュールの種類による蓄積時間の差

これは当然のように存在します。

例えばマイクロワープドライブなんかはどんだけだよってくらいの速さで熱がたまりますが、アーマーハードナーなんかは非常に熱量の蓄積が遅いです。とりあえずここでは「差があるよ」ということだけ押さえて次に行ってください。


燃やしても熱がたまりにくいモジュールなんかは、普段の生活のときも積極的に燃やしに行ってもいいかもしれないですね。そういう意味ではどれがたまりやすくてどれがたまりにくいのか、そういうデータは貴重ですなあ・・・。


モジュールのサイズによる蓄積時間の差

これは、ちょっと謎な結果に終わっています。

例えばTech 2のアーマーリペアラーで試行したとき、小型から大型まではほぼ同じ時間で熱が蓄積しました。最初は「なるほど、サイズによる差はないんだなー」と思いましたが、最後にキャピタル、超大型のリペアで試したところ、これだけが非常に長い時間(ほぼ2倍)かかりました。かといって全てのモジュールでこうなるわけではなく、船体リペアのTech 1で試したところ、小型から超大型まで全てのモジュールがほとんど同じ時間で蓄積しました。

モジュールの種類ごとの蓄積量の差、そしてサイズによる差。これは単純にサイズと種類によって固有の値が定義されているというよりは、モジュールが持つ何らかのパラメータが影響していると考える方が自然です。しかし・・・どれが?

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ふつーに考えれば起動コスト(だってジュールだぜ)と体積が関係しているんでしょうが、単純な関数ではどうもしっくりきません。ああ、法則を見抜く目がほしいな・・・。それにキャパシタを使用しないモジュール、例えばミサイルランチャーやプロジェクタイルタレットはどうなんですかっていう話ですよ。やっぱり単純にモジュールとサイズで固有のパラメータがあるのかなあ・・・。


モジュールのメタレベルによる蓄積時間の差

これはとある結果がはっきりと出ました。

Tech 1、Faction(メタ9)、DED(メタ14)は全てほぼ同じ時間で熱が蓄積しましたが、Tech 2だけはそれらの半分の時間でたまってしまいました。ここまではっきりと熱が蓄積しやすいモジュールだったとは!これはつまりTech 2は他のメタレベルのものと比べて倍の熱流入量を持つということになるんですが、起動コストが倍かかるということはなく、体積などは同じです。矛盾が起きてしまうのでつまりこれってやっぱり、そういう目に見えてるパラメータはあまり関係ないってことか・・・。

ここで開始時点の噂「Tech 2は燃えやすい」に一つの明確な証拠が生まれたわけですね。正直値段や性能が折り合うなら、Tech 2は避けたほうが戦闘継続能力は上がりそうです。武装なんかだとそうもいかないとは、もちろん思いますけどもね。

燃えやすさチェックをする際にこの熱量の蓄積しやすさは考慮するべきですね。そういう点では、前回のTech 1とTech 2を比べたのは悪手だったとも言えます。次回からはまずFactionやDED品をチェックし、最終的にTech 2をチェックするというのがよさそうです。


複数モジュールをオーバーヒートしたときの差

これはもちろん、累積して蓄積しました。

単純な話、タレット1門でオーバーヒートしたときと、タレット6門でオーバーヒートしたときははっきり目に見えて違います。数を増やすとどう増えるのかくらいはチェックしておきたいです。



まとめ

とりあえずTech 2が燃えやすいという証拠を一つ押さえることができたのは、今後の研究において有益だったな、と。オーバーヒートを使う際にこのあたりをちゃんと把握していると、実際の戦闘でも大いに役立ちそうですね。周辺のモジュールを燃やしちゃうことについても、Tech 2を優先的に隔離(このあたりはそのうち話が出て来ると思いますが)するのが良さそう。

実に奥が深いオーバーヒーティングの世界。スキルを持ってない人は今すぐ学院へGOだ!

この後はスロット(ラック)ごとの排熱量の差などを押さえた上で、再び燃え尽き検証に移っていくと思います。

posted by Quote Mraz at 02:59| Comment(0) | Wiki編集記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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