2019年09月04日

EVEを楽しむ方法の真髄、そのひとつ

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Lv5ミッションはほぼ毎回ダブり、Lv3やLv2も陰りが見えてきたこの頃。1ジャンプ先のLv4ミッションが呼んでいる・・・。それでもカバー率はまったく上がりません。

そんな中、ひとつのミッションをクリアしました。これがなかなか面白いものでして。

Lv2・Foreign Investment(国外からの投資)


Lv2ミッションで、増援も無し、巡洋艦も無し。ミッションに慣れていなくても、おそらくTech 1のフリゲートでも余裕でクリアできる程度の難易度。実際倒すだけなら、そして目標を破壊するだけなら、ライトスカウトドローンをアグレッシブモードにしてお茶でも淹れてくればクリアです。

注目するべきは、このストーリー。開始からクリアまでを要約するとこのようになります。

ガレンテがカルダリ領内の中小企業を買収し、経済的な侵略行為。しかもそれの警備として海軍を領内に派遣(条約の抜け道)。
規模が大きくなる前に叩くためカプセラに依頼。

カプセラ、警備の海軍艦隊を壊滅させる。

カプセラ、続けて対象の企業の社員(民間人)を建造物ごと破壊し虐殺。

カルダリの経済が守られてよかったね。



色々な要素があります。カプセラにしてみれば、助命を乞う民間人を金のために容赦なくやっちゃったわけです。特にガレンテ人的にいえば、カルダリ海軍の都合なんかFedoに食わせておけばいいくらいのモンですが、悲しいかな、これも仕事なのよね。しかも単純にカルダリのクソどもが!と叫ぶわけにもいきません。原因の侵略行為を行っているのはガレンテ側だからです。海軍は覚悟してきている人たちなのでいいとしても、一番割りを食ったのは「実は背後にガレンテがついていたことにより、カルダリに目をつけられて殺害されてしまった民間人たち」です。

面白いところはここです。侵略側のガレンテ。それを撃滅したカルダリ。金のために手を汚したカプセラ。それぞれにそれぞれの都合があり、また片方のみを正義と言い切ることもできません。おそらく逆のシチュエーションも沢山あるからです。あるいはその「都合」とやらの身勝手さの度合いで測りますか?いずれにしても正義や悪といったことを後から議論しても結局、割りを食った民間人はただ巻き込まれて死んだだけです。

この対立構造、利害関係、そういったものはストーリーの中に留まりません。大きなものではTributeの戦役で垣間見えた北部のコアリションとPanfamの複雑な対立関係。TESTとGoonのふしぎな共生関係や、古くあれど多くの勢力の間で揺れてきたProvidence Blockに始まり、小さくは各コープやそれに連なるメンバーなど。組織と組織の繋がりの中には、上のストーリーで見えたような複雑に善悪が絡み合う利害と、それを食い散らかすもの、食い物にされるものが存在します。

都合でB-OSPのCEOになった後も、あるいはその前に社内組織を作っていたときも、あるいはONCBNに入った後も、こういう人と人の利害がぶつかるシチュエーションには多く出会い、時には楽しみ尽くし、時にはがっつりハメられて臍を嚙んできました。もちろん、関係ないところから眺めていたこともあります。

EVE ONLINEはそもそもがサンドボックスゲーム。それぞれの人がそれぞれの想いを持ってプレイすることで、そのぶつかり合いによってストーリーが育まれていくもの。ミッションひとつとっても、その精神が守られているのだなあと深く共感した今回のミッションです。

たかだか☆1難易度のLv2ミッションから大変スケールのでかい話に広げてしまいましたが、カプセラやっていればきっと周りにそういう話があるはず。ミサイル撃ってどーん、ボム撃ってずばーん、それだけがEVEではないのだということです。まあここはひとつ、新しい楽しみ方としてそういうところにも目を向けてみるべきだと思います。
posted by Quote Mraz at 21:12| Comment(0) | Wiki編集記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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