2020年10月17日

FITを作るときに気を付ける、性能よりも大事なこと

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結論から言うと、今回の話のミソは「性能を高めるよりも、運用シーンに合わせてFITを作ろう」ということです。もっと言えば「運用するシーンを作り上げて、それに合わせてFITを作ろう」ということになります。


さて、初心者さんが最近増えてきて、ヘルプチャンネルなどでFITの質問を受けることがあるでしょう。10連ミッションを一通りやると(というか軍事(応用)の最後で)駆逐艦というフリゲートよりも強力な艦船をもらうことができます。それに乗って、さぁミッションだ、探検だ・・・とその前に、装備をつけよう、というわけ。

しかし私は「駆逐艦もらってミッションとかやりたいんですけど、どんな防御モジュールつければいいですか?」という質問には非常に歯切れが悪いです。もちろん答えることはできるんですが・・・なぜかというと本質的には私の解答は「別につけなくてもよい」だからです。


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KAMIKAZEをしろというわけでも、駆逐艦といえばそういう運用というわけでもありません。

駆逐艦でミッションなどをやろうと思った場合、Lv3まで行くとさすがに相手のHPの都合上厳しくなります。この場合は巡洋艦、あるいは巡洋戦艦にグレードアップしていくことになるわけです。じゃあ駆逐艦はLv2くらいですか?と言われれば、Lv1〜Lv2は駆逐艦の性能的には楽勝です。Lv1とLv2はほとんど難易度の差がなく、フリゲートなら差を実感できるかもしれませんが駆逐艦ではほとんど実感できません。

そして駆逐艦のボーナスも影響しています。どの駆逐艦も純粋に「射程が伸びる」であるとか「ミサイルが長く飛ぶ(これも射程アップ)」「ドローンの速度が速い(ドローンが素早く遠くまでいく)」のように、近距離よりもむしろ遠距離の攻撃に向いています。

つまるところ、Tech 1の駆逐艦をミッションなどで使おうとした場合「敵の強さ的には楽勝レベルの艦船で、しかも遠距離から攻撃できる」上に「ステップアップしていくならわりと早くお役御免になってしまう」という生きづらさを抱えていることになります。これが探検だとかWHに特攻したいだとか、そういうことならまた話が変わってくると思うのですが、どうしてもNPCとガチガチ殴り合うよりは「火力と射程強化をマシマシにして、敵が近寄ってくる(攻撃してくる)前にじゃんじゃん沈めてしまえ」という運用スタイルになるわけです。Lv1〜Lv2ミッションはそのあたり非常に優しく、サイトにランディングすると敵が即攻撃してこない=遠距離にいる、という特徴もこのスタイルの運用を容易くしています。


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じゃあどうしてそれを言わないのか。それはもう、いろいろ必要だからです。
「接近してくる相手を速度で優先順位つけて的確に撃沈していく技術」とか「うまいこと距離を空けつつ射程距離を維持する操船」とか
「素の状態で撃たれてHP減っても、相手のDPSを予想してここまではOKという線を引くことができる感覚」「仮にアーマーやHullまで踏み込んでも平然と戦える精神力、そしてそのリカバリー知識(近くに城塞があるとか)」であるとか「しくじってヤバくなったら素早くワープして逃れることができる技術」であるとか、そもそも「それを可能にするある程度のスキル」もあります。これらの習得は難しいことではなく、何度かミッションをやっていればなんとなくわかってくるものです。しかしもちろん、最初から持っているものではありません。

なので「そーいう技術がまだ身についていないことを踏まえつつ、おすすめのFITは・・・」と考えるとどうしてもいくつか防御モジュールを積むことになります。しかしそれは敵を処理する火力を減らすことで、これは必然、敵からの攻撃を受ける(接近される)ことを許してしまうことになります。遠距離に向いた武装は近距離では当たらなかったり火力が足りなかったりというデメリットが多く出てしまい、それをリカバリするために攻撃に耐えながら距離を取る、というような運用になってしまいます。こうなると何がなんだかわかりません。攻撃に耐えるために火力を減らしたのに、今度は火力を維持するために攻撃に耐えることになっています。


なのでこの線引きは非常に難しいです。また、慣れてくると「操船うまくなって一方的に敵を倒せるようになった。アーマー防御ガチガチに固めているけどちょっと削られたくらいだな。でも今まで撃たれてきたし念のためにつけておこう」と防御寄りのFITに傾倒してしまい、Lv3、Lv4と上がっていく際も耐えなくてもよい攻撃まで耐えるようなことになってしまいかねません。
PvPや探検など攻めのFITに転向するのが難しくなるだけでなく、単純に攻略速度も落ち、収入にも影響してしまいます。


できれば早い段階で「テクニックでカバーできる部分はFITで補わない」からの「FITの効果を抜群にするためにテクニックを使う(戦闘状況を作る)」というところに目覚めてほしいという思いがあり、前述の難しさもあって私の歯切れは悪くなる一方ということです。



もちろん相手が強いので防御をガッチガチに固めなきゃいけない、という場合もあるので火力に特化すればいいわけでもなく、FIT道はとても奥が深いのです。
posted by Quote Mraz at 18:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月07日

日本語フォーラム復活!

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EVE Onlineの日本語サポート復活に伴って、どんどん日本語対応の部分が増えてきています。公式ページなどはまだまだ内部ができていなくて、日本語にするとバグるページもあるようですが、それも日に日に追加されてくるでしょう。

それはともあれ、日本語のフォーラムが復活です。

公式日本語フォーラム


まあ正直私はフォーラムを活用したことがありませんでした・・・しかし、これやっぱり運営側から見たら「この言語圏盛り上がってんな」というひとつの目安であるようです。そのため、ぜひとも特にニュービーの皆さんにこそフォーラムは使ってほしい!

とりあえず何かの投稿に返信をつけてみるのがおすすめです。また、役立ちそうなところで積極的に質問をしていきましょう。


ほな、私は戦争があるので・・・!
posted by Quote Mraz at 03:34| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月09日

Jita・Amarr間を飛ぶ(侵略中の移動についての考察)

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カルダリの労組デーが思いのほか盛り上がらなかったので、はるばるJitaまでやってきた私はヒマをこいてしまいました。
せっかくなので、Jita(ジタ)からAmarr(アマー)までのルートをもう一度考察してみたいと思います。

1.どうしてもNiarja(ナイアルジャ)を通りたいあなたへ(9ジャンプ)
ちゃんとローセク落ちした星系は色変わるようになってますね。

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9ジャンプというのが魅惑が過ぎます。今まではこれが当然だったというのがもはやすごいですね。だからこそNiarjaを通りたい人は後を絶たず、毎日何百隻という船が落ちているわけです。ただし抜ける道がないわけではありません。どうしても通りたい人は、まずは小型軽量・高速のフリゲートなどに乗り、ゲート周辺のブックマークを取りに行きましょう。ゲートから十分離れていて、かつ目視できる距離、300kmとかそのあたり、バブルは無いので位置関係は適当でいいです。とにかく飛んで様子見ができるところにブックマークを作りましょう。もちろん両側にですよ!それぞれ「星系に侵入したら遮蔽などしつつゲートから離れつつ速やかに飛べる位置」「ゲートにワープする前に状況を確認できる位置」複数あるといいですね。あとはスマボ艦などに注意しつつ突破する術を磨くだけです。
それでも他のどこにもないレベルでの超常設ゲートキャンプ地域、敵がいる確率200%(両サイドに敵がいる確率がそれぞれ100%)なので、命がけの作戦であることに変わりありません。フリゲートは抜けても、軽トラでもう厳しいかな・・・。


2.ローセクがお留守ですよ?ブリークランドを駆け抜ける(23ジャンプ)
Niarja(ナイアルジャ)を回避しつつ最短で駆けるコースです。

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この時点で23ジャンプと倍以上の長さになるのは正直厳しいですが、しょうがないですね。ただしもちろんTech 1輸送艦などで抜けるのはリスキーです。そもそもこのルートはそんなにマイナーではありません。ミンマター方面からローセクを抜けて近道をしようと思った場合の王道ルートなわけですから。Ambeke(アムベク)からローセクに入り、スマボキャンプの名所として鳴らしたこともあるRancer(ランサー)を通過します。途中Hagilur(ハジラ)星系はHek(ヘク)の隣接なので、そこから出入りする道もありますね。そのまま進むとRens(レンズ)付近の有名な海賊の巣であるAmamake(アマメイク)があり、Kourmonen(コウルモネン)、Huola(フオラ)と通過してOtelen(オテレン)まで行けばハイセクです。
特にAmamake(アマメイク)からHuola(フオラ)までのルートは、近辺に現地の海賊の拠点もあり、かなり危険なルートです。Rens(レンズ)からAmarr(アマー)までの距離を破壊的なまでに短縮してくれるルートなのでそれも当然ですね。また、Arnher(アーンハー)からAuga(オーガ)までのルートは迂回路が無くはないものの生命線といってもいいレベルなので、このあたりで追撃を受けたら通過はかなり厳しくなったと言えるでしょう。
それでもなんだか、Niarja(ナイアルジャ)の惨状を見てたら偵察付きの軽トラ重トラでここを駆け抜けたほうが楽そう・・・そんな錯覚さえ生まれてきます。

このルートは、Hekから入ったりRensから入ったり、あるいは多少余計なジャンプをしてKourmonen(コウルモネン)からKamela(カメラ)、Sosala(ソサラ)と抜けてSasiekko(サシエッコ)でハイセク、などいくつかの応用が利くルートでもあります。小型軽量の船でカルダリ・ガレンテ・ミンマター・アマーを股にかけるのであればここら辺の主要星系を押さえておきたいところです。


3.どうせローセク通るなら少ない方がいい(24ジャンプ)
Kourmonen(コウルモネン)あたりを適当に回避すると生まれるルートです。これは知られざる名所(※通っても全然距離が短縮されなかったという意味で)であるVecamia(ベカミア)を通ります。このルート中、唯一のローセクです。

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Niarja(ナイアルジャ)が通れた頃は、Vecamia(ベカミア)を通ってもNiarja(ナイアルジャ)を経由してもガレンテ方面に行く距離が変わりませんでした。だからフリゲートで突破したら近〜い!という感想が生まれるはずもなかったのです。ですが同じローセクでも危険度が今や天と地。現地に人がいない時を見計らってササ〜〜〜っと通るのであれば、現状ここ以上の抜け荷ルートは無いでしょう。それだけに今後注目が集まれば、危険度も上がってきそうなところであります。

ローセクひとつというのは何かと抜ける方法があるものです。現地に入港可能なストラクチャでもあれば、隣の星系からジャンプフレイターなどでポンとジャンプし(※ゲートキャンプの回避)、そのままハイセクへと抜けてもいいくらいです。

なお、このルートは悪名高いUedama(ウエダマ)を残念ながら通過します。そこを通過したくなければ回避しても構いません。その場合も24ジャンプが提供されます・・・が、今度はUedama(ウエダマ)以上に悪名高いゲートキャンプのメッカであるTama(タマ)を通過します。

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4.絶対にローセク通れないよ・・・しょうがないから(45ジャンプ)
これは言うまでもなく安全性を重視した結果の、ミンマターを大きく迂回していくルートです。

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な、長ぇ〜〜〜〜・・・!!!

KamikazeのメッカであるUedama(ウエダマ)や、Balle(バール)からHek(ヘク)まで続く0.5地域には危険がいっぱいです。しかし超大型輸送艦などで大量輸送をするなら、このルートしかないのが辛いところです。危険そうな地域は荷物を分けて運ぶなどの対策を取り、安全な輸送を目指しましょう。


と、いうわけでいくつか重要な星系が見えてきました。海賊さんたちを出し抜き(※本当に出し抜けるなら大したもの)安全な交易・移動を行いましょう。

ルート確認、ヨシ!
posted by Quote Mraz at 00:14| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする