2021年10月04日

バラまけ!ロケット研究(PvE編)

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EVE Onlineの世界では、武装には特徴はあれども、どれもこれも良し悪しというバランスが保たれている(あるいは保たれていると信じられている)。搭載艦が限られるエントロピックディスインテグレーターやヴォートンプロジェクターといった武装がちょっと優れているのはともかくとしてだ。そんな中、ミサイルランチャーという武装はかなり人気のある武装だ。

発射にキャパシタを使用しない、相対角速度といった面倒な要素を考えなくても敵にブチ当たってくれる、などの面がPvPで有利だから。オートターゲットミサイルなどの放置プレイに便利な弾があるから。口で言うのは簡単ですが、私は多くを語ることはできません。近年ではジャックドー艦隊でミサイルをバラまいてなどはいたものの、ミッションや探検をやっていく過程でミサイルというものをほとんど使用してこなかったからです。スペックから語ろうにも、ロケットのリロード時間が10秒(プロジェクタイルと同じ)ということが判明した時点で思考が停止してしまいました。いったい、どんな使用感なんだ・・・これは実際に使ってみるしかありません。

ただしある意味残念なことにすでにミサイル系のスキルも船のスキルも、シールドのスキルもほぼフルなので、そこらへんで初心者の方とは温度差があるかと思います。

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というわけでちょっと縛りを入れて、全てTech 1品(Named)でケストレルを作ってみました。リグは無し。突如としてダメージ制御を積まない派と化した私はロースロを2つとも弾道制御装置で埋めました。それでDPSがおよそ100になるのは結構いいんじゃないですか?最初の頃フリゲートとかを使っても、DPSは50とかそこらだったような気がします。

さて問題のロケットランチャーのスペックですが、発射間隔が2秒ちょいで射程距離(飛行時間×ロケットの速度)は16kmです。デフォルトで2000m/sで2秒飛行という花火のような代物のロケットですが、スキルを鍛えることで射程距離はだいたい倍に伸びます。またケストレルはロケットの最高速度を上げてくれるので、これでフリゲートLv5で50%増加。ブラスターのように至近距離で殴り合うようなイメージでしたが、近距離用の扱いでこれは結構いいんじゃないですか?
なお、比較対象としてガレンテのインカーサスに150mmのレールガンを載せてアンチマター弾を詰めると、およそ16kmの射程距離になります。磁場制御機を2個載せるとDPSは107。もっともガレンテ艦はアーマー防御なのでロースロにそこまで余裕がなく、理想のダメージを確保できるかは謎です。レールガンは弾を詰め換えることで遠距離攻撃もできるので、そこがいわゆる良し悪しの点ですね。


では使ってみましょう。Lv1はさすがにチキりすぎなのでLv2セキュリティミッションに。なお、初心者の皆さんがLv2セキュリティをやるときには駆逐艦をおススメします。スキルトレーニングがガンガン進む初期においては、Lv1はすぐに余裕になり、Lv2はフリゲートではちょっときついものの駆逐艦ならわりと余裕ある、というようなレベルになると思います。

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おお・・・Tech 1装備のフリゲートで挑むとなると、結構迫力あるな・・・。


しかし結果は・・・結論から言うと「余裕」でした。このくらいで余裕なのか、という感じ。アフターバーナーを点けると速度が900m/sくらいまで上がるせいか、ドローンから巡洋艦までの弾がほぼ当たりません。こちらはただロケットをバラまくのみです。ドローンはランチャー2門で1〜2ボレー、フリゲートは2〜3ボレー、駆逐艦や巡洋艦も殴っていれば落ちます。てきとーに10kmくらいでオービットしつつ弾をバラまくだけの簡単なお仕事です。
とりあえずお約束と思って積んでおいたシールドブースターもほぼ出番なし。ヤバくなったら離脱すればいいと考えれば、最初から他のでもいいくらいです。さすがに話にならないと思ったのでアフターバーナーを切ってみるとわりと相手の弾が当たってくるようになったものの、シールドブースターで耐えている間に敵をどんどん減らすことができます。

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ただし、ミサイル系の欠点である無駄撃ち、つまり当たると敵を沈める弾が飛翔している間に次の弾を撃っちゃう問題についてはロケットくらいの速度であっても結構発生します。実質的に敵1体につき必ず1回の無駄撃ちが起きるので、さすがに何回か手動で止めてみたものの、正直めんどくさい・・・。それが嫌なら次の弾を撃つまでに当たる距離で戦えという感じですが、それだと5000m〜7000mくらいになるし、射程距離の利を捨てるのもなあ、といったところ。また、10秒というリロードも、戦闘中に起こると面倒なのでたまに手動でリロードを入れましたが、実際はあまり気にしなくても(ロケットくらいであれば)良いかもしれません。ただテンポが悪くなるだけかも。

ほんで結局Lv2ミッションを攻略するのに1000発ほどロケットを撃ちました。1発4 isk〜10 iskくらい。搭載量を考えると結構撃ったかな?ミッションの報酬は500,000 iskのタイムボーナスでさらに400,000 isk、バウンティも500,000 iskと大幅な黒字になります。修理費無し、弾薬以外の消耗品なし、と。最初の時分は美味しい稼ぎですね。


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結構使い勝手良いしお手軽だなーと思いましたが、私はロケットというのは案外初心者には触れられないものだと思っています。なぜなら初心者がチュートリアル等で触れていくのは、カルダリはハイブリッドタレットだからです。ハイブリッドタレットでレールガンで、そして戦闘用フリゲートのマーリン。スキルを取っていくに従って「ミサイルランチャー」という装備があることを知ったカルダリ人は、おそらく駆逐艦でタレットのコーモラントか、ランチャーのコラックスかを選んでいくのでは?そしてその時に選択する武装はおそらく射程距離の都合上ライトミサイルになるでしょう。そしてカラカルやドレイクといった安定のミサイル艦生活(カルダリ人の王道出世ルート)に進んでいくと。ロケットに本格的に触れるのは、フリゲートPvPなどを志したときになるのではないでしょうか。

とりあえずミサイルのことを語れるようになるために、もうちょっと色々使ってみるつもりです。
posted by Quote Mraz at 23:04| Comment(0) | Wiki編集記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月16日

SCCセキュアキー保管庫を攻略せよ

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ヌルセクに設置された新しいデザインの対戦監視システム、そのリザーブバンクのキーが実装されたのは7月でした。実装されたときは「ああ、これでヌルセクのあらゆるリザーブバンクは空っぽになるのか」と思ったものですが、どうにもそんな感じではない・・・と。

事前に入手していた情報によると、いくつかの要素が攻略の敷居を上げており、そのためにキー自体の流通が極端に少ないようでした。キー1つの取引に十数億ISK・・・もちろん奪取に成功すればそれは十分にペイできます。それでも攻略は進まない感じでした。

難易度が高いのは

・ハッキングは2名で行う(ほぼ同時にする必要がある)
・機雷というなんだか未知の要素がある
・そもそもローセクってのが敷居高い
・戦闘もキツイらしい

と、噂で流れてくるのはこんなところ。ガレンテ連邦の格言に「機雷が好きな奴はいない」とある通り、近寄ったら危険なものが満ち溢れているサイト、しかも複数人必要なサイトというものは単独行動が基本の探検家にとってはスルー対象であるようでした。内部で落ちている船のキルボを見ても、かなりゴツい船が沈んでおり、難易度の高さも噂以上のものなのかも?

そして9月14日のアップデートでこのサイトはさらに変化したようです。戦術が更新とされていますが、これは強化なのか。このあたりの謎を解くべく、私とONCBNの探検隊は調査に乗り出しました。


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これはわりと見たこともある人がいる、SCCセキュアキー保管庫の「入り口」の見た目です。セントリーガン・・・いやガンスターと呼ばれる大型のセントリーガンがあるだけで、そこまで危険なサイトには見えません。ここには直接ワープで到達できるので、問題なのはこの先ということでしょう。つまり中央部にあるアクセラレーションゲート(ロック中)の先です。

そこから80kmほどの距離に2つのハッキング可能なコンテナがあります。これがアクセラレーションゲートのキーであり、噂の「同時に攻略が必要なハッキング対象」です。

あちこちに浮いている円は機雷のセンサー範囲を示しています。平面に見えますが実際は球体です。ただしこれは接触しても即死というほどではありません。ある程度の防御を備えていれば、フリゲートでも一撃くらいは耐える感じです。


ガンスターも大したことはありません。ここはあっさり片付けて内部の様子を探るとしましょう!ちなみに今回チョイスしたFITは攻略動画もあがっていた(実績のある)DED品満載のテングです。これによっては、Tech 3巡洋艦3隻でローセクを徘徊し、キーを取りまくるというのも夢ではありませんねえ!

お宝一杯持って帰るからな!!


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アイエエエ!!



まさに秒殺。

強力な防御とリペア能力を備えたテングが、文字通り秒で爆散しました。画像を見てわかる通り、これは近くにいてとりあえず反応した群れに攻撃を受けたにすぎません。それもそのはず、この敵は「◇」のマークがついたCONCORD艦。海賊の要塞などに出てきて恐れられている、プレイヤーと同等の能力を持った超強力なNPCです。つまり我々は、プレイヤーの艦隊とたった数人で戦ったのと同じ状態に陥ったわけです。

そしてこれが今回のアップデートの内容である「戦術の変更」に該当するものでした。敵NPCが繰り出してきたのはインフィルトレイターUドローン。Tech 2のアマーのミディアムスカウトドローンです。1隻につき5機。高速で飛来したドローンは少なくとも50機から100機存在していました。1機ごとのダメージは10とかでも、それが大量に集まればこうなるということ。


我々は戦艦、それもツインリペアやマイクロジャンプドライブなど様々なメソッドを試し、そのことごとくを爆散させました。敵性のDPSの底は見えず、ターゲットペインターやウェビファイヤーを大量に照射され、雲霞のごときドローンに群がられ・・・バッションモジュールで防御が超強化された襲撃型戦艦が秒で溶ける姿は参加者全員を戦慄させるに足るものでした。


なんとかクリアはできましたが、結果「これは無理」ということでローセク金稼ぎプランはあっさりと頓挫したのでした。
世の中、そうそううまい話はないということで。
posted by Quote Mraz at 03:59| Comment(2) | Wiki編集記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年02月20日

wikiというものに最も良くあるページに手を付ける

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EVEが完全に日本語化して、そろそろ皆が慣れて来た頃、私は単純にマイペース。というより、去年7月頃から始まったImperium対PAPIの戦争はついに本拠地周辺に戦火が迫り、正直なところすさまじいプレッシャーですよ?戦争、戦争で更新が手つかねえぜ!つまりこれは全てTESTのせいということですね。

さて、作っていきたいのは各タレット・ランチャーの専門的な解説ページです。だいたいの特性などはあらゆるところで触れられており、これを理解していないカプセラはほとんどいないでしょう。そんな中で作っていきたいのは、性能を比較したり、個々の性能の特性に触れたり、そして何よりもグラフィックを網羅していくページです。
タレットやランチャー、採掘器などのハイパワースロットに装備するモジュールの多くにはグラフィックが設定されています。それはつまり、カメラを寄せて確認することで武装の種類をチェックできるということです。

これは有用なテクニックなのでしょうか?

例えば、敵性ストラクチャ前でテザーを受けて待機している艦船をチェックすれば、その艦船と戦闘するために重要な要素、射程距離や火力のおおよそのところを割り出すことができます。アステロイドベルトで無防備に浮いている採掘艦にストリップマイナーが搭載されていなかったら?それはおそらく代わりに戦闘系のモジュールを搭載した囮でしょう。

しかし・・・これはよほど余裕をもって相手を偵察できる状態でないと活きません。全てのモジュールの外見や性能が頭に入っていれば、ワープインしてきたフリゲートを遠目で見て「あの形状・・・アーティレリ型トリスタン!」とか看破できるのかもしれませんが。神業ですね。また、船によっては(そして用途によっては)搭載するモジュールはほぼ固定されており、確認せずともだいたい決まっているという面もあります。

総合的に見てあまり実用性はないトリビアルな知識だと思っています(それでもベイトに使う採掘艦には採掘器を無理にでも積もうと思うくらいには有用です)。


さて、このデータページを作るにあたりいくつかテストをして知見を得ています。この画像を見てみてください。

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一見同じモジュールが並んでいるように見えますが、同じなのは種類だけ。これは全てTierが異なるモジュールです。Tech 1、Tech 2に加えて各勢力のタレットを付けています。
タレットやランチャーなどのアイコンをクリックするとそのモジュールのグラフィックを確認できるわけですが、これ、モジュールごとに微妙にカラーが違うんですね。例えばこの小型エネルギータレットのTech 2は赤主体のカラー(カータムコングロマリットのカラー)です。他の勢力のタレットは、ブラッドレイダーやサンシャの色合いをしています。しかし装備すると全て同じカラーになります。これは色ではなく、形さえ覚えておけばパッと見でモジュールを判別できることを指していますね!

ついでに言えば、これは正確には「モジュールの主要部分のカラーは搭載した艦船のカラーに合わせられる」です。特にエネルギータレットのようにいかにもアマーらしい無駄な装甲版のようなものがついているものはそれが顕著です。私などは、その色がつくのがかっこいいからという理由で移動用の要撃型フリゲートにエネルギータレットを搭載していたくらいです。

まあこの先どのようなデザインのページにしていくか、大量のタレットのデータをどう引いてくるか、それはこれから考えます。エネルギータレットの説明を書こうと思ったら「性能いまいちだけど弾代かからないのはいいよね」という結論になってやる気が吸われた件についてもなんとかします。


最後に豆知識。
タレットなどのアイコンに使用されている画像はてきとーなものではありません。大昔、実装当時のモジュールは本当にああいう見た目をしたのです。タレットやランチャーのグラフィックは過去にアップデートで一新され、今のものになりました。そのため、古いEVEの画像などを検索すると、攻城艦がアイコン通りのタレットを付けている画像などを見ることができます。
posted by Quote Mraz at 23:25| Comment(0) | Wiki編集記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする